1951-11-15 第12回国会 参議院 大蔵委員会 第14号
若し最低收入の限界線を越えてしまうことになつて来ると、例えばこれは労働の強化と言いましようか、その会社だけの収入ではやつて行けないので、時間外に他の仕事をやるごとになり、労働の強化をして生活をして行かなければならんということになる。そうするとここで栄養分をとらなければならない。
若し最低收入の限界線を越えてしまうことになつて来ると、例えばこれは労働の強化と言いましようか、その会社だけの収入ではやつて行けないので、時間外に他の仕事をやるごとになり、労働の強化をして生活をして行かなければならんということになる。そうするとここで栄養分をとらなければならない。
結局家族三人が共稼ぎしておる場合には、最後の最低收入の者の收入はほとんど税金と同等くらいになるというような現象があるのであります。そうすれば、結局第三番目の人間は働いても働かぬでも同じことになりはせぬかというような奇怪な現象があるのであります。こういう点については、勤労所得のごときは、財産收入とも違いまして、各人の勤労によるのでありますから。
○政府委員(上山顯君) 健康保健の詳しい規程は只今よく存じておりませんが、向うの方も標準報酬といたしまして非常に低い標準報酬が決つておりますが、最低收入の規程は確かなかつたように記憶いたしております。それで実質からは結局そういうものが就職と認められるかどうか、そういう者が就職しておると見られるかどうかという認定の点では、只今山田委員の仰しやつたことが問題になると思います。
○山田節男君 今の被保險者、即ち給付を受ける被保險者たるの條件としては最低收入、これは健康保險の場合はどうなつておりますか、この規定でよろしいのでございますか。